2019年梨花-恵泉合同授業in Keisen報告(3)

2019年07月10日

7月5日(金)

7時半、朝早くホテルを出発し、長野県の蓼科にある恵泉の蓼科ガーデンを訪問しました。ガーデン所長を務める小澤さんの案内で、ボーダーガーデンからハーブガーデン、ローズガーデン、フォンテンガーデン、果樹園、ロックガーデンなど特色あるガーデンの深い意味に関して勉強することができました。自然と人間の関係について、自然から学ぶ恵泉の園芸の姿勢に関して、梨花の学生からも多くの共感の声がありました。

昼食はオーガニックのお弁当を食べて、中庭では梨花女子大学のムン・ミンさんによる笛のミニコンサートも行われ、蓼科ガーデンの隅々まで平和の雰囲気が漂いました。感動的な雰囲気に包まれました。

長野・蓼科ガーデンで自然と人間の調和を感じる
蓼科ガーデンの中庭での野外コンサート

7月6日(土)

午前中は港区にある「あい・ぽーとステーション」を訪問し、キッズ交流ガーデンプログラムを体験しました。日本の子供たちと交流しながら、サトイモに追肥と土寄せを行う作業を楽しくしました。大日向学長によるあい・ぽーとの施設案内と設立経緯や女性の役割に関する講義を受けました。梨花の学生からは、女性の生き方、育児と働きの両立やフェミニズムに対する考え方など、真剣で多様な質問が多く出ました。平和と共生に基づく女性の生き方に関する、日韓や世代を超えて共感する有益で感動的な交流会になりました。

午後は早稲田奉仕園にある「アクティブミュージアム 女たちの戦争と平和資料館(WAM)」を訪問しました。恵泉の学生約10名も加わり、日韓の学生が一緒に事務局長の渡辺さんの説明を受けました。日本軍慰安婦問題をはじめ、女性と戦争の差別問題に関して歴史から現状まで様々な側面を勉強することができました。日韓の学生がお互いの歴史認識の重要性や、国境を越えた女性の連帯による東アジア平和構築の重要性に関してもお互いに確認する教育の場でもありました。

夕方は自由観光をお台場、渋谷、横浜チームに分かれて、恵泉の学生の案内のもと楽しみました。

「あい・ぽーとステーション」を訪問し農場体験と女性の生き方について考える
「女たちの戦争と平和資料館」を訪問 

7月7日(日)

午前中は学校で今回の集中授業の総括や修了式が行われました。1週間の様子をまとめた動画が上映され、参加した学生一人一人の感想が述べられました。
「理論や理想として見ていた都市農業や市民活動が、恵泉では実際に実現されていて驚いた」「女性と園芸、平和活動に関して改めて考えるきっかけとなった」「平和と園芸教育の深い関係に関して実感する時間だった」「恵泉と梨花の出会いと相互協力による新しい女性教育の可能性を確認した」「恵泉で学んだことを生かして、大学生活でも社会に出ても女性の生き方を考えていく重要な経験となった」「疲れて集中できない時もあったが、恵泉の皆さんが親切に一生懸命準備してくださった姿に感動して、最後まで成し遂げることができた」「日韓関係の大切さや、国境を越えた東アジアの平和の大事さを学ぶことができた」など、多くの感動的な感想が続きました。

一人一人修了証を渡され、岩村先生のサックスフォンによるBGMが流れる中、大日向学長による送別の挨拶がありました。また澤登先生が用意した自家製の葡萄ジュースで乾杯をしながら一週間の恵泉と梨花の共同授業は幕を閉じました。

来年2月に訪問する恵泉の訪問団を温かく迎えたいという梨花の学生達の決意とともに、梨花の学生達は空港に向かいました。

3年間の梨花と恵泉の共同シンポジウムや、昨年の大学協定締結(学長ブログ)、今年5月梨花ホクマ教養大学との会議(学長ブログ)に基づく第1回目の梨花学生団の恵泉で開催された集中授業でしたが、充実で有益な未来を作っていく実践的な教育の時間であったことを実感しました。未来は新しい挑戦によって変えることができるということを確認できた、意味ある恵泉と梨花の共同授業でした。協力してくださった恵泉の関係の皆様にもお礼を申し上げます。

梨花女子大学ホクマ教養大学集中授業in 恵泉 受け入れ関係者一同

修了式で大日向学長から終了証を授与
みんなで別れの記念写真
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