【報告】園芸課外活動でお米の脱穀をしました!

2011年11月01日

うるち米は、9/25に稲刈り、10/13に脱穀しました。
モチ米は、10/10に稲刈り、10/28に脱穀しました。

足踏み脱穀機を小林文重さんからお借りして、町田市小野路の田んぼにブルーシートとゴザを敷いて行いました。
足でこぐ人と、稲の穂を差し入れる人、二人で分担しました。
足でこぐのもコツがあり、うまくいかないと逆回転してしまいます。

儀平さんに「うまくなった」とほめられ、うれしそうな学生。
教え上手な儀平さん。
次の世代へ知恵を伝えて頂き、感謝です。

うるち米の脱穀は、儀平さんと、学生・教職員7名で、9時から16時まで行いました。
良く晴れて気持ちのよい秋の一日、田んぼに脱穀機の音が朝かから夕方まで響いていました。

モチ米の脱穀は、学生・教職員にNPO法人みどりのゆびの方も加わりました。
モチ米は、背が高く育ち台風で倒れ、うるち米より収量が少なかったので、午前中で終わってしまいました。
この貴重なモチ米は、12月に餅つきをしていただく予定です。

足踏み脱穀機ではきれいに脱穀しきれなかったので、11月に小林さんのお宅で機械での脱穀、唐箕選(とうみせん)を行います。これにより、藁(わら)から取りきれなかった籾(もみ)をきれいに脱穀し、実の入っていない粃(しいな)やゴミを選別するのです。

きれいに脱穀した籾は、一日天日干しした後、籾すり機にかけ、その後精米する予定です。
ご飯が私たちの口に入るまで、たくさんの手がかかるのですね。

米を育てた副産物の藁や籾は、畑や田んぼで作物を育てる際の貴重な資材になります。
里地里山の暮らしは、こうやって無駄なく循環するのですね。

ご指導していただいたり、機械を貸して頂いたり・・・、儀平さん、小林文重さん、廣瀬忠夫さん、地元の農家の方々に感謝です。