【報告】田んぼで苗代に籾播きしました

2012年04月25日

今年はいつまでも寒い日が続きました。
ようやく雑木林の木々が萌え、八重桜が満開になった4月24日、田んぼに種籾を播きました。

今年の田んぼの準備は、冬から始まっていました。
1、2月は、雑木林の手入れをし、以前より田んぼに日が当たるようになりました。
3月は、水路の整備、ため池作りをしました。
4月に入り、ため池に苗代を作り、籾播きの準備をしました。

ため池と言っても、田んぼと同じくらいの深さです。
ここに水をためておくことで、田んぼへ水を充分供給できるようにと作りました。
一度この池にためることで、水が温められ、稲の生育がよくなるという効果もあります。

今年は、去年自分たちで収穫したうるち米ともち米を種籾にしました。
それだけでは足りなかったので、地元の方にも譲って頂きました。

板ですじをつけて、すじ播きにしました。

儀平さんから、「必ず鳥除けをするように」という指示を受けていたので、最後に篠竹を切りだして、鳥除けのひもを幾重にも張りました。

今年は田んぼを2枚増やして、合計4枚にしよう、と考えています。
苗代に播いたうるち米と餅米を、それぞれ1枚ずつ田んぼに植えます。

残り2枚の田んぼには、人間環境学科の1年生全員で、田植えをする予定です。
「自分たちが植える分は、自分たちで播こう」ということで、4月24日と26日に、一人ずつ、プラグトレーにうるち米の種もみを播きました。
一つの桝に3粒ずつ。
キャンパス内のビニールハウスで育てます。
水やりも、人間環境学科の学生と教員が交代で行います。
すくすく育つか、気になりますね・・・

儀平さんと、地元の方々と、学生たちが手入れしてきた田んぼ。
2年目の今年、その田んぼにたくさんの新入生を迎えようとしています。
こうして代々引き継いでいくことができるのは、地元の皆さまのお陰さまです。
儀平さん、NPO「みどりのゆび」の皆さま、地元の皆さま、これからも、どうぞよろしくお願いいたします。

1、2月の雑木林の手入れの様子はこちらまで↓

1、2月の雑木林の手入れの様子

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