Q&A

※2014年4月より現代社会学科に名称変更致します

人間環境学科には心理学、園芸学、環境学と、3つの領域がありますが、入学したらどれか一つの領域を選んで学んでいくのですか?
人間環境学科ではコース制をとっていませんので、一人ひとりの興味に応じて、各領域の専門科目を自由に組み合わせて学ぶことができます。もちろん、それぞれの領域を中心にして履修することもできます。
 
人間環境学科で学ぶ園芸は農学部で学ぶ園芸とどのような違いがあるのですか?
農学部の園芸は園芸作物の生産性の向上に関する学びが中心となりますが、人間環境学科の園芸は、生活者の視点に立って、園芸を用いて生活を豊かにすることや、地域社会における人間関係を豊かにする工夫を考えることが中心となります。
 
3つの学問領域が学べるメリットを教えてください。
例えば、里山保全の問題を考えるとき、自然科学系の学科では主に生物多様性の保全という観点から考えていきますが、心理学も学べる人間環境学科では、そうした視点に加え、子どもの人間形成の場、あるいは地域住民のレクリエーションの場としても重要である、という視点も併せ持つことができるようになります。
 
人間環境学科では何割くらいの学生が卒業論文を書いていますか?
人間環境学科では卒業論文を必修扱いしており、今までに卒業した人たち全員が卒業論文を書いています。また、来年度からは学則上も卒業論文を必修にしましたので、全員に書いていただくことになります。卒業論文を書くことで学生の皆さんが大きく成長し、苦労を自信にかえて、地に足のついた大人の女性として社会に出て行くことができるのです。
 
人間環境学科の心理学は、どのようなことを学ぶのですか?
人間環境学科の心理学では、実験を通じて条件に応じて変化する人の認知機能について学びます。知覚や記憶などの問題を扱いながら、積極的に人に働きかけることができるように訓練してきます。1、2年次では、人に直接働きかけられるようになるストレッチや太極拳、データを取り扱うことができうようになる統計学も学びます。人を信頼し、人に信頼される能力をつけることが必要不可欠です。