花と平和のミュージアム委員会主催 第1回 企画展 「江戸の植物図譜の美」を行います

主催:花と平和のミュージアム委員会

恵泉女学園の園芸古典籍コレクションは、旧短期大学園芸生活学科(園芸短大)図書館の蔵書を引き継いだものです。このたびミュージアムへの移管に伴い、劣化した貴重書の修復を行いました。50点のなかから国立国会図書館など他の所蔵機関ではマイクロフィルムでしか見ることのできない貴重な手彩色の『本草図譜』をはじめ、江戸時代に刊行された5点を選び、初公開いたします。

同時開催―表紙の変遷で見る『実際園芸』の15年:1926-1941―

大正・昭和の代表的園芸研究家石井勇義と、彼が編集・刊行した月刊誌『実際園芸』の15年を表紙のパネルでたどります。石井勇義は恵泉女子農芸専門学校(園芸短期大学の前身)の教授を務め、園芸科の発展に貢献されました。2000年に当時資生堂会長の福原義春氏より『実際園藝』の寄贈を受け、これを基礎とするコレクションを所蔵しています。

ミュージアムトーク 11:00~11:30(両日)

なお、12月21日(水)クリスマス賛美礼拝(16:30~18:00)が行われますが、この日にも同じものを展示する予定です。

「恵泉園芸教育の歴史をたどる(3)-恵泉女子農芸専門学校旧蔵古典籍概要調査」

『園芸文化』第8号