10年度 近・現代日本文学とキリスト教の出会い

講演 森田 進 本学名誉教授
2010年5月29日(土)
G301教室・時間 14:30~16:00
申込不要、入場無料です

えっ、日本文学とキリスト教って、関係あるの?
あるんです、いっぱい。それはそれは、おもしろい関係なんです。
夏目漱石、芥川龍之介、太宰治なんていう系譜さえ出来上がっていたりして、驚き驚き魚籠の助なんです。

(1) 北村透谷と島崎藤村
 劇詩の可能性と挫折(透谷)
   「初恋」「逃げ水」(透谷の亡骸を横目に見て通り過ぎた人藤村)
(2) 三浦綾子と明治期キリスト教光明文学
 中村春雨「無花果」 徳富蘆花「不如帰」(黒い眼と茶色の目)
(3) 芥川龍之介「西方の人」 ジャーナリスト
(4) 堀辰雄「風立ちぬ」 死を越えた愛
(5) 遠藤周作 神々から神へ (堀辰雄から引き受けたもの)
 「沈黙」「深い河」
 同伴者(無力なキリスト)
 宗教的多元主義だろうか
(6) 椎名麟三「美しい女」  神のイメージ
(7) 石原吉郎の詩 禅問答的跳躍
 「位置」 『サンチョパンサの帰郷』
(8) 安西均の詩  強靱 はにかみ 「東方の賢者」

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