恵泉ディクショナリー

土壌人間環境学科

[どじょう]  soil

土壌とは

土壌は地殻の表面を覆う層で、地殻の岩石が風化・崩壊したものに腐植などが加わり、気候や生物などの作用を受けて生成したものです。 土壌は長い時間をかけて生成され、そのなかで様々な小動物や微生物が食物連鎖を繰り広げ、植物も土壌中に根を広げて生育に必要な養分を吸収しています。 これらの生物は、死ぬと土壌中の小動物や微生物により分解されて再び土に還り、植物の新たな栄養源となっていきます。 このような生態系を支える土台として土壌は重要な位置を占め、土壌自身もまた自然環境のなかで生成・変化し続ける一つの生き物とみることができます。
恵泉の教育農場では有機栽培を行っており、化学肥料の代わりに有機物である堆肥を中心とした施肥を行っています。 堆肥を施用することによって、土壌中の小動物や微生物のエサが増え、土壌の生態系を豊かにしています。 土壌中の微生物の活動により、栄養分に富み、柔らかな構造をもった植物生育に適した土壌がつくられていきます。

2011年01月27日 筆者: 片倉 芳雄  筆者プロフィール(教員紹介)

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