恵泉女学園大学

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学生生活

紫舟さんの書道革命「想いを文字に」

2010年5月29日(土)に恵泉女学園大学のスプリング・フェスティバルで開催された書道家・紫舟さんのトーク&パフォーマンス「想いを文字に」の模様です。

紫舟さんは、NHK大河ドラマ『龍馬伝』題字を始め、ハリウッド映画「エアベンダー」、SK-llの世界広告や浜崎あゆみミュージックフィルム等にも作品を提供しています。日本の伝統技芸である「書道」を世界に通用する芸術表現へと高めようとされていて、海外からも注目を集めています。

会場は200名ほどが入るJ202教室でしたが、午後1時からの開演ということもあり、学生ばかりでなく、紫舟さんのファンらしき年配の人々も多く集まり、立ち見も入れると250名以上の人が紫舟さんのトークとパフォーマンスを堪能しました。

紫舟さんも、最初は会場の熱気に圧倒された感じでしたが、自己紹介をかねて自分の作品をプロジェクターに映しだし、そこから漢字の成り立ち象形についてなど、具体的な話をする段になると、ぐいぐいと聴衆を引き込んでいきました。NHK大河ドラマ「龍馬伝」の「龍」と「馬」の文字を取り上げ、この題字ができるまでの話は、書道についてよく知らない人でも書道のポイントがよく分かる話でした。

質疑応答に移ると、会場からいくつもの質問がだされました。紫舟さんは、それに丁寧に答えてくれて、会場はもう完全に紫舟ワールドとなっていました。子供の頃に夕方4時から夜中の12時過ぎまで書の練習に励んだ話、想いをいかに書に託すかなど具体的な作品を通して説明したところなどは、聴衆もかなり納得した感じでした。

そして、最後は「恵泉」の二文字を書いたパフォーマンス。準備に携わり、パフォーマンスの内容を知っている者でもわくわくするような展開だったので、初めて見た人は本当に驚いたと思います。自己紹介から見事なパフォーマンスまで、あっという間に1時間が過ぎてしまったという印象でした。ちょっとばかり物足りないという気分も、講演終了後に著書と色紙にサインをしてくださるというサービスによって、大いなる満足に変わったようで、即席のサイン会にも長い行列ができていた。

  • 紫舟さん
  • 紫舟さんのトーク
  • 紫舟さんの「龍馬伝」題字解説
  • 紫舟さんのライブパフォーマンス
  • 紫舟さんのライブパフォーマンス完成!
  • ライブパフォーマンスは大盛況でした

ライブパフォーマンスの様子

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