春学期最後のいくつかの行事

2019年08月05日
恵泉女学園大学学長 大日向雅美

今日は春学期の最終授業日です。ここ数日、春学期の区切りとしてのいろいろな催しがありました。
その中からいくつかをご報告いたします。

成績優秀者表彰式

2018年度の成績が通年で上位2名の学生に、表彰状と記念品(恵泉グッズ)が贈られました。
2年生の多くは「自分が選ばれたことが信じられなくて、驚きと共にとても嬉しい」「来年もいただけるように努力を続けます」と緊張気味に喜びを語っていました。かたや3・4年生の中には「以前もいただけたので、また受賞できることを目指して、この1年間、頑張りました」「就職活動の励みにもなります」と、達成感とさらなる抱負を語る学生が少なくありませんでした。

成績優秀者

人文学部

日本語日本文化学科
4年生 佐藤友香  井上愛美  3年生 新井泉 相澤優伽 2年生 保戸塚朋実 竹部優歩

英語コミュニケーション学科
4年生 松本純花  酒井和香奈 3年生 山田茉弥 城之園愛嘉子 2年生 高山円花 和田佳也

歴史文化学科
4年生 山中素子  森田 瑞

人間社会学部

国際社会学科
4年生 守屋亜純 松浦萌子 3年生 辻明日香 宇治ことみ 2年生 中野華子 関 真歩

社会園芸学科
4年生 矢吹 悠 内沼 茜 3年生 辻菜々子 飯田朋恵 2年生 武石 実優  柳澤 由佳

現代社会学科
4年生 宮川真梨菜 佐藤綾美

留学生による日本語スピーチ大会

予選を勝ち抜いた10名の留学生たちが、それぞれに関心のあるテーマについて日本語で熱く語りました。

コンテスタントと演題

  • レ― ホァンゴック(ベトナム) 海のプラスチック
  • 白 其明     (韓国)   空き家問題
  • 鄭 有珍      (韓国)    日本と韓国の流行
  • 顧 嘉敏     (中国)   日本の駅弁文化
  • カオティ クイ  (ベトナム) 日本の高齢者の一人暮らし
  • 陳 銀僖     (韓国)   読書の方法の変化について
  • 呉 沁雨     (中国)   学生アルバイト
  • 高 智恩     (韓国)   知られざるペットショップの現実
  • 沃 維維     (中国)   パソコンゲーム市場の低迷
  • 呂 政      (中国)   スマホ依存症の解決方法

司会 グエントゥフォン(ベトナム) 黄紫安(中国)

司会進行も2人の留学生が務めました。
スピーチを終えて、先生や会場からのコメント・タイム
スピーチを終えて、先生や会場からのコメント・タイム

スピーチを終えて、先生や会場からのコメント・タイム

入賞者

上記の中から、4名が会場賞、敢闘賞、審査員賞に選ばれました。
審査員賞:呂政
敢闘賞:呉沁雨
会場賞(第一部):白其明
会場賞(第二部):高智恩

留学生の皆さんが選んだテーマは、いずれも今日の社会問題を鋭く突いたものでした。
流長な日本語と堂々とした発表態度に感銘を覚えましたが、同時にここに至るまで、どんなに努力を積み重ねたことかを思うと感無量でした。
審査員を務めてくださいました 進和外語アカデミー校長の玉野貴士先生・東京三立学院副校長の及川信之先生に感謝申し上げます。

コンテストと表彰式を終えて、全員が晴れやかな笑顔で記念写真におさまりました。
そして、楽しい茶話会のひと時も。

全員で記念撮影
先生や在学生と共に茶話会のひととき

留学生送別会

4人の留学生が恵泉での学びを終えて、母国に帰国いたしました。
帰国の前に、送別会を催しました。教職員・在学生もたくさん参加して、食事を共にしながら、名残りを惜しみました。

恵泉草花検定認定証授与式

小林幹夫先生(社会園芸学科教授・園芸文化研究所所長)から認定証を授与される武石実優さん

社会園芸学科2年生の武石実優さんが2級に認定されました。

*恵泉草花検定は、年2回、春季と夏秋季の検定試験が行われ、両方に合格するとその級が認定されます。2級は、各季80種の候補植物の中から、40種の写真が提示され、その和名、学名、科名、英名を答えます。80パーセント以上の正解で合格です。
例えばフウリンソウ(和名)なら、キキョウ科(科名)、Canterbury bells(英名)、Campanula medium(学名)と覚えます。
2級を認定された人は、春と夏秋季合わせて160種の植物の名前を知っているということになるのです。(園芸教育室 菊地牧恵)

以上、ここ1,2週間で行われた表彰式・イベントからいくつかをご報告させていただきました。
なお、現在、恒例のサマープログラムを実施中です。今年は中国・韓国・イスラエルから43名の学生が参加し、本学の学生との交流を進めています。
また、オーストラリア(7/27~8/25)カナダ(8/4~8/25)、韓国(8/3~8/17)へと、本学の学生が国際交流プログラムの語学研修に飛び立っています。

政治経済の世界では国際的な課題山積の昨今ですが、それだけに次代を担う若い世代が、懸命に学び、のびやかに健やかに文化交流を深めてくれている様子を嬉しく思います。

学生たちにとって、実り多い夏期休暇となることを願っております。
皆様もどうぞ良い夏休みをおすごしください。