実りの秋の嬉しい"収穫"

2018年11月05日

実りと収穫の秋を迎えました。本学にも嬉しい"収穫!"のニュースがいくつも届いています。その中から6点ほどご紹介いたします。

1)「平和研究入門」に見る恵泉女学園大学の平和教育(『史料室だより』第24号)

まず、最初にご報告したいのは学園の史料室から届いた「史料室だより」です。
中山洋司学園長の巻頭言には、本学の平和教育は国際機関等で活躍する人材の育成のみならず、平和に貢献する市井の市民の育成を意図してスタートしたことが指摘されています。他大に例をみない本学の平和教育の特色に誇りを持つと共に、それが現在の「生涯就業力」へとつながっているという学園長の解説に、改めて「生涯就業力」育成の責務を感じます。さらに年表には本学開学以来、30年の平和教育の歩みが実に見事にまとめられています。開学当初から勤務している私には、年表に刻まれた一行一行が今日につながる宝の道に思えて、感無量です。史料室の皆様のご尽力に深く感謝いたします。

2)『しなやかに 凛として生きる ~卒業生の生涯就業力~』

開学以来、多摩キャンパスを巣立っていった卒業生たちの姿を追った"ストーリー+写真集"です。社会のさまざまな分野で、それぞれが個性豊かに花開いている姿と、そこに至るまでのストーリーは、まさに卒業生たちの生涯就業力に他なりません。
この夏の未曽有の猛暑のなか、卒業生の話を聴きに各地に走りまわってくれた教職員、そして、毎回、同行して素敵な写真に収めてくださったアートスタジオスズキさんの努力の賜物です。

3)しなやかに 凛として生きる「あなたへ」~宗雪理事長からのメッセージ~

本学の宗雪雅幸理事長(富士フィルム元社長)が特別授業をしてくださったのは、この春でした。学生たちが提出したレポートに対して、受講生131人全員に丁寧な返信を書いてくださったことは、以前のこのブログでも書かせていただきました。その内容の見事さと共に、ここまできめ細やかな教育をしているのかと感動の声がたくさん寄せられました。ブログだけではもったいないということで、教職員が素敵なレイアウトにまとめてくれ、理事長自らにも校正していただいた冊子です。理事長の学生時代や若かりし社員時代、さらには経営者として世界各地で活躍していた当時の写真が適宜盛り込まれていて、「生涯就業力を磨く~きちんとした大人になるための"社会人基礎力"」と題した講義でのメッセージと実にマッチした素敵な冊子になっています。

4)『源氏絵の系譜―平安時代から現代まで』(稲本万里子(本学教授)著 森話社)

『源氏物語』を主題とする絵画、源氏絵を研究している稲本万里子教授(日本美術史)の著書で、平安時代に制作された「源氏物語絵巻」から現代の源氏絵や写真作品まで、源氏絵の系譜を時代順に辿ったものです。今まで『源氏物語』のストーリーにそって源氏絵を掲載した本はあっても、作品ごとの解説を時代順に並べた単行本はなかったとのことで、大変画期的なものといえましょう。オールカラーで、学生や一般の方にもわかりやすく解説されている、とても美しい本です。

5)『10歳の君に贈る、心を強くする26の言葉』(岩村太郎(本学副学長)著 えほんの杜)

"学校の先生が教えてくれない人生の疑問に古代から現代までの哲学者が答えてくれる"という帯の解説。思春期の子どもたちが先達の知恵に学び、これから先の長い人生を確かな足取りで歩いてくれる、そんな座右の1冊となるのではないでしょうか。著者の岩村太郎副学長は哲学専攻の教授です。編集者は本学の卒業生で、岩村先生のかつてのゼミ生だったとか。師弟でつくりあげた本書の上梓に、岩村先生の格別の思いと喜びは想像に難くありません。

6)『恵泉×梨花=日韓 女子大学の新たな挑戦』(大日向雅美・金恵淑(梨花女子大総長)編・金恩實他著 梨の木舎)

*出版社掲載ページはこちら
梨の木舎
10月20日に開催した国際シンポジウム「恵泉×梨花 女性活躍の時代の新しい女性リーダーとは」は、過去3回にわたって"これからの女性の生き方と女子大の意義と使命ついて、主に梨花と恵泉で討議を重ねてきた集大成とのいえるものでした。本書はシンポジウム開催に際して、この間の経緯を本としてまとめたものです。
10月20日のシンポジウムの日には、参加者の皆様にご紹介させていただきました。

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