KEESによる多摩市立南鶴牧小学校での秋学期外国語活動の実践

2018年01月09日

KEES「恵泉英語教育研究会(Keisen English Education Society )」のメンバーが、11月29日、12月6日、12月13日の3回にわたり、多摩市立南鶴牧小学校4年生の3クラスを訪問し、担任の先生のご協力を仰ぎながら外国語活動の実践を行いました。授業はすべて英語で行い、ウォームアップではABCソングやゲームを通して「数や色」に関する英語に触れたのち、「WORD BOOK」を用いて、英語のヒントを聞きながらページを当てるゲームや、英語でのヒントを頼りにどの動物か当てて動物にタッチするゲームを楽しみました。数、色、動物に関する英単語に慣れたところで、今度は動物が描かれたカードを使いながら、 "Where's the bear?" "Is it in the box / on the box / under the box?"等の表現を使いながら、「熊のカード」がどこに隠れているか当てるゲームを行いました。子供たちは、歌やゲームの活動に積極的に参加してくれ、英語でのコミュニケーションにもチャレンジしてくれました。

学生の感想

今年は春・秋学期合わせて6回小学校の活動に参加しました。特に秋学期はサブリーダーとして活動してみて多くのことを学ぶことができました。春学期は、自分が担当する活動に集中し、周りのメンバーやこども達への細かな対応が十分にできませんでした。しかし、今回は自分のことだけではなく、グループ全体の動きやこども達に目を向けることができたと感じます。私が担当したのはwarming upで最初の活動だったので、まずは子ども達に英語に親しんでもらうことが大切だと思い、英語を話す時の顔の表情の工夫や楽しい雰囲気作りを大事にしました。英語の意味を伝える時、言葉と同時に表情で伝えることも大切だと学びました。リーダーとしてどう振る舞うべきか戸惑う場面が多々ありましたが、メンバーに助けられ、子どもたちに英語を楽しんでもらえたと思います。

(英語コミュニケーション学科 2年生 H.M.)

私にとって「小学校で英語を教える」ことは長年の夢でした。最初はこども達からどのような反応が来て、どのような展開になるのか不安でしたが、実際には、自分達も楽しみながら良い活動ができ、学べたことがたくさんありました。今後も「こども達に英語を教える先生になる」という夢に向かって、学んだ事を生かしながら頑張っていきたいです。

(英語コミュニケーション学科 2年生 S.H.)

私は、動物のタッチングゲームの担当でした。英語の発音に気をつけることや動物が何かを当てるためのヒントを出すときには、言葉だけではなく、ジェスチャーを使って分かりやすく表現することを工夫しました。3クラスで活動を行いましたが、各クラスの反応が違っていたのが興味深かったです。また、臨機応変に対応することや英語を教える難しさを知りました。この活動で得た経験を今後に生かしていきたいです。

(英語コミュニケーション学科 4年生 H.S.)