2011年9月29日

ヨセミテ国立公園(アメリカ合衆国)

2011年09月29日

アメリカ合衆国、カリフォルニア州中央部、シエラネバダ山脈の西山麓にひろがる原生地域。ジャイアントセコイアの巨木、氷河が刻んだそそり立つ花崗岩の絶壁や巨大な滝で知られる。1850年代のゴールド・ラッシュによって流入した白人が当時この地にいたアワニチ族を敵対する部族が呼んだ呼称『ヨセミテ(殺し屋)』を誤って、地名としたという。今日ではロッククライマーの聖地とよばれ世界中から人が集まる

自然遺産としての登録だが、アメリカ文化の視点からは、文化遺産といっていい。世界に先駆けて生まれた「国立」公園の発想の原点がここヨセミテだからである。アメリカにおける国立公園の理想は「万人」に開かれた公園として後世に残すというというもので、「万人」の平等を掲げた独立宣言にも匹敵するとみなされてきた。ヨセミテ渓谷を新大陸における『カテドラル』と呼び、神聖、犯されざるものとして、開発と闘ったジョン・ミューアの功績が大きい。時の大統領、セオドア・ルーズヴェルトと3日間、ヨセミテでキャンプした話はことに有名で、その後のルーズヴェルトはミューアが乗り移ったといわれるほど、各地に国立公園を指定する功績を残す。

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