2011年4月

ネットオークションの活用

2011年04月07日

現代宗教の研究、特に資料の収集に意外と役立つのがネットオークションである。収集したい資料のキーワード(団体名や人名など)を登録しておくと、関連の物品が出品された時、メールで知らせてくれる。

これまで入手した貴重な資料の中に、例えばオウム真理教の元代表、松本智津夫死刑囚の説法テープがある。後に地下鉄サリン事件の実行犯となる幹部との問答なども収録されており、善良な青年がどのようなプロセスを経て無差別大量殺人に加担するようになったかの生々しい記録である。その他にもオウム関連のものは、雑誌や物品など多数出品されているが、現役信者が資金稼ぎに利用している可能性もあるので注意を要する。

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朝日新聞の号外(写真1)