チェンマイ大学・日本語学科の授業に参加

2018年08月31日  投稿者:国際社会学科3年 井原美波

8月30日は、チェンマイ大学人文学部・日本語学科の授業に参加しました。今回参加させていただいた授業には、タイ人だけでなく他大学の日本人留学生もいました。26人の学生を3つのグループに分け、各グループが決めたテーマでディスカッションを行い、最後に各グループの代表2人(タイ人と日本人1人ずつ)がグループで話した内容について発表しました。

私のグループでは、日本人学生が受けたタイでのカルチャーショックについてディスカッションを行いました。タイのお手洗いにはトイレットペーパーがない場合が多くあることや、タイ人はあまり歩かずにバイクや車を使うこと、タイには様々な場所に王様の写真が飾られていることなど、タイでの様々なカルチャーショックが上がっていました。

授業の終わりに、私はグループで話したことを発表する担当になったのですが、先にタイ語で発表した同じグループのタイ人学生のタイ語がなかなか聞き取れず、私は日本語で話したにもかかわらず、うまく発表することができませんでした。分からないタイ語の単語 がたくさんあることはもちろんですが、タイ人の話すスピードに自分の耳が追いついていないことを強く感じました。

今回、日本人留学生に出会えたことが印象的でした。これまで授業で日本人の方からお話を聞く機会があったり、お会いする機会はありましたが、同じようにタイで学ぶ日本人留学生に会えたことは心強かったです。同じグループの日本人留学生がチェンマイのおすすめの場所も教えてくれました。また、タイ人学生は私との会話をほとんど日本語でしていました。大学で日本語を勉強しているので多少話せる学生たちがいると思って授業に臨みましたが、とても上手に日本語を話していて私にとって会話の助けとなっていました。彼らの日本語を話すスキルの高さに驚きました。

この授業を受けたことで新たな出会いがあり、同世代の人と話すことでリフレッシュすることができました。タイの学生も日本人留学生も、母語でない言葉を話せるようになるために、失敗を恐れずたくさん話している印象を受けました。彼らの姿を見て、私ももっとタイ語を話せるようになりたいという思いがより強くなり、そのために間違えてしまうことをあまり恐れずにたくさんタイ語で話そうと思いました。