タイ語の集中講義

2018年08月11日  投稿者:国際社会学科3年 根岸幸子

タイ長期FSでは初めの1か月間にタイ語集中講義が1日2時間、月曜日から金曜日まで行われます。今年は参加者が2人だったため、恵泉がチェンマイ大学に借りて使わせてもらっている恵泉の学生のためのスタディルームで授業を行っています。

授業では、主にタイでの生活を送る上で必要な日常会話や単語などを中心に学んでいます。タイ語の講師であるファイ先生は、美人で優しく、学生一人ひとりに「カウチャイマイ?」(理解した?)と確認を取ってくれるため、わからないままになるということはないように感じています。また、授業を始める前や授業中に余談として、先生が大好きな日本の料理や観光地などの話をしてくれます。

恵泉ルームでタイ語の先生であるファイ先生と

タイ長期FSの参加者は最低でも長期FSに参加する前に恵泉で、タイ語Ⅰの履修をすることが望ましいとされています。私たちはタイ語Ⅲや教養外国語講読(タイ)まで履修していましたが、タイ語の発音が難しく料理の注文などがなかなか通じず、授業と実践は異なるのだと改めて実感しました。日本語にはない巻き舌を使った発音やあとえなど2つの母音の中間のような発音、声調の違いで違う意味になってしまうこともあります。そのため授業では先生の言ったことをできるだけ復唱したり、口の形をまねるようにしています。また、授業で習ったことを寝る前に復習し、外出先でもどちらかというと使い慣れている英語を使わずにタイ語の会話やタイ文字を読むことを心掛けています。もし自分が話しているタイ語に不安があっても失敗を恐れず、失敗したとしてもそれを糧に習ったことを使い覚えていきたいと思います。