体験学習テーマに関する学びーDEPDC

2017年01月17日  投稿者:IS2年 北田みどり

私は、「児童労働から子ども達を守る活動・教育とは~Development and Education Program for Daughter and communitiesの歩みと現在~」というテーマで体験学習を行いました。教育を受ける権利を持っているにも関わらず、家計のため自分の物欲を満たすために児童労働に従事している子どもたちが存在するのが現実です。子どもたちが児童労働に従事することを防ぐために必要になる一つとして私は、教育があると考え、その教育はどういった教育であるべきなのかを調査しました。

体験学習で子どもたちの様子を見たり話を聞いていく中で、私は、基本的知識を身に着け、自分のことを知り、自分に自信を持つことのできる教育が児童労働から子どもを守るために大切な教育であると考えました。文字の読み書き、計算などの基本的なものとは別に、自分は何をすることが好きなのか、何ができるのか、何が得意なのかなど、自分について知ることが大切だと考えます。DEPDCに通うことで、子どもたちはそういった機会を多く得ていることがわかりました。

子どもたちが児童労働から守られるために必要なのは教育だけではありません。子どもたちが教育をどれだけ受けたからといって、周りの大人や社会に勝つことは難しいです。子どもたちに教育を行うと同時に、周りの大人たちへの働き掛けも重要な鍵になると強く感じました。児童労働が世界から消えることは難しいですが、少しでも子どもたちが救われるよう、これからもこのテーマをもとに考えを深めていきたいと思っています。

DEPDCの子ども達と