フアイキエン寺での体験学習

2013年01月07日  投稿者: 山口 綾乃(国際社会学科3年)

私がお世話になった体験学習先はチェンマイ県サンサイ郡ノンハーン区フアイキアン村にあるフアイキアン寺です。

フアイキアン寺では、より多くの人が継続的に医療を受けられるようにと、ハーブ治療、マッサージ、リハビリテーションなどの医療を提供しています。

私の学習テーマは病院・お寺・地域が協力して行うリハビリテーションでした。フアイキアン寺で行われているリハビリテーションがどのようなものなのか、病院・お寺・地域がどのように協力することでリハビリテーションが成り立っているのかを見てきました。私はリハビリ施設を見ていくなかで、フアイキアン寺で行われているリハビリテーションは身体をケアするだけではなく、心もケアできるものだとわかりました。またそのためには病院・お寺・地域の協力が不可欠であることもわかりました。

フアイキアン寺のリハビリ施設はいつも多くの人が集まり笑顔と笑い声が溢れていて、温かい雰囲気を感じることができます。

それは病院のスタッフ、地域のボランティアスタッフが利用者、利用者家族とうまくコミュニケーションをとり合い、協力し合ってリハビリテーションを行っているからです。また、お寺という多くの人が集まりやすく通いやすい環境も重要です。
私自身もリハビリ施設の温かい雰囲気、そしてスタッフや利用者、利用者家族、地域の人たち、お坊さんたちの優しさに救われました。

フアイキアン寺の住職さんはこんなことを言っていました。「誰かの大切な存在になれるように生きなさい。」

フアイキアン寺で働く人たちはみんな、より多くの人たちの健康を願い日々活動しています。そして、みんな本当に優しくて温かい人たちでした。私もそんなフアイキアン寺の人たちのように、誰かのために行動し、誰かの大切な存在になれるように生きたいと思いました。

フアイキエン寺で医療サービスを提供している病院スタッフ・地域ボランティアたちと一緒に