"第2回オール多摩!健幸甲子園"に本学学生が出場し、敢闘賞を受賞しました!

2017年02月02日

発表の様子

1月29日(日)に、関戸公民館ヴィータホールにて、"第2回オール多摩!健幸甲子園"が開催されました。このイベントは、医療・介護・福祉・子育てなど、日々さまざまな分野で"健幸"づくりに携わる方の「発表と出会いの場」とするためのものです。市内で活動する20団体が出場し、5分間のプレゼンテーションと展示発表にて、各取り組みのPRをしました。

CSL活動の様子

本学からは、ボランティア体験学習 コミュニティ・サービス・ラーニング(CSL)について3年生の友田さんが発表しました。
友田さんは、CSLⅠとCSLⅡを多摩市立唐木田児童館で活動しました。CSLⅠでは乳幼児の親子との関わる機会が多かったことを踏まえて、CSLⅡでは「もっと多様な年齢の子どもと関わること」、「CSLⅠでは十分にできなかった館内の安全管理にまで目を配れるようになること」、を課題としました。CSLⅡの活動では、「このイベントにも参加したい」と活動日を決めていくうちに、36時間以上というCSLの活動時間の規定を大幅に超えた60時間、11日間も活動しました。CSL活動の終了後も、機会を見つけては児童館でのボランティア活動を続けています。

賞状を手に

そんな友田さんの発表は、見事「敢闘賞」を受賞しました。
試験・レポートの時期にも重なり、また就職活動やアルバイトでも忙しい中、5分間という時間で要領よく発表をするために準備をしてきました。本人はまさか賞をいただけるとは思わずびっくりしたようですが、良い結果を出すことができて励みになったことと思います。

友田さんは、CSL活動をきっかけに、どのように働きかけたら他者にとって有益かを考える「支援」の分野に興味を持つようになり、また聴覚障害の友人の影響もあり、現在、手話教室に通っています。聴覚障害の友人と日常的に手話を使うよう心掛けていることから、上達も早いようです。「手話通訳を仕事としてできるようになるかはわかりませんが、自分の仕事の中で手話が使えることを活かして、ろう者のコミュニティとつながっていけたら」と将来の目標を語ってくれました。