2016年3月 9日

学生の学びに触れて

2016年03月09日

春の気配とともに新学期がだんだん近づいてきました。
この春休み中にも、10名の学生がCSL活動を地道に頑張っています。

2年生のTさんは、夏休みに子どもの野外活動に関するCSLⅠを実施した後、別の場所でCSLⅡに進みたいとのことで、2月に障がい者施設で毎日6時間ずつ7日間活動しました。
月曜から金曜まで5日間連続、しかも活動後にはアルバイトする日もあり、かなりハードな2週間だったと思います。
ですが、ふりかえり面談で使う「ふりかえりシート」の最初の質問「活動を終えて、今どんな気持ちですか?」には、「CSLⅡでこの活動場所を選んで正解だった」とあり、ほっとしました。
右も左もわからず現場に飛び込んだ初日は、やはり不安になったそうです。でも、施設の利用者・スタッフの方に支えられながら毎日を過ごし、5日目にようやく担当者と落ち着いて話す時間がとれたとき、「気がついたら5日目でした」と話したそうです。

「どこか不自由であったりそれぞれ何か理由があって、(この施設に)住んだり、通ったりしているが、他の普通の人と変わりはない」
Tさんの言葉です。身体障がい、知的障がい、精神障がいと障がいの内容も程度も一人ひとり違う利用者の方とコミュニケーションを取るために、沢山の方と色々な話をしたそうです。「何でここに来たの?いつまでいるの?」という話から、趣味や利用者さんご自身のこと、他の利用者・スタッフの話、ときには恋バナを打ち明けられたり・・・。
車いすを押すのは初めてだったというTさん。そんなTさんが車いすを押して、数名でゆっくり散歩に行った後には、「帰ってきた利用者さんを見て、散歩が楽しかったことがよくわかりました」と施設の方からのメッセージをいただきました。

ふりかえりの中で、「CSLⅠの活動先で継続して活動するほうが楽だとはわかっていました。でも、違う学びが得られると思いこっちを選んだ。」と、敢えて困難な道を選択したTさん。
ふりかえりシートには「活動先に何らかの形で貢献できたと思いますか?」という質問もあります。「この回答は(どうするか)すごく考えた」「貢献できたかな、できていたらいいな」という言葉に、彼女の謙虚な姿勢が見えました。
CSLⅢにも意欲を見せているTさん、これからも色々な経験から学びをさらに深めていくことを期待しています。

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