卒業生百花

恵泉女学園大学を卒業した学生の進路はさまざまです。企業への就職についても分野は多彩ですし、転職してより自分にあった仕事を見つけた人もいます。また、大学院や専門学校へ進学した人もいれば、子育てに専念している人もいます。どんな進路をとろうと、恵泉で学んだことは活きてきます。ここでは、社会のさまざまな場で活躍する卒業生が、現在の生活や大学での経験を語ります。ぜひ、彼女たちの声を聞いてください。

小林 美菜子 さん 日本語日本文化学科

■卒業年:2010年3月卒業
■勤務先:立教大学大学院に進学

みなさん、初めまして、こんにちは。
私は今、中学•高校の教員を目指しながら、立教大学大学院で近代文学の研究をしています。
私がこの、大学院進学という進路を決めたのも、「将来は先生になろう!」と心に決めたのも、恵泉に入学し、近代文学ゼミや教職員養成課程に出会ったからでした。
そもそもの話、なぜ私が恵泉女学園大学に、日本語日本文化学科に入学したのかというと、祖母に、母に勧められたから、そして、ただ「本を読むのが好き」だったからなんです。

小林 美菜子 さんの続きを読む

赤石 優衣 さん 国際社会学科

■卒業年: 2010年3月卒業
■勤務先:NPO法人「ACTION」フィリピン駐在員

先生たちのおかげで今の私があります!

私は今、NGO「ACTION」(NPO法人)のフィリピン駐在員として現地で働いています。現地では、貧困地域の人々や孤児院の子ども達、ストリートチルドレンの支援を行っています。赴任してもうすぐ2年が経ちますが、新しい仕事を任せてもらえるようになり、恵泉で書いた卒業論文のテーマ「フィリピン人女性の移住労働者のエンパワーメント」のプロジェクトにも関わらせてもらえて、仕事にやりがいを感じています。

赤石 優衣 さんの続きを読む

内山 紗智子(旧姓:計良) さん 日本文化学科

■卒業年:2001年3月卒業
■勤務先:株式会社小田急エージェンシー

私は、株式会社小田急エージェンシーという小田急グループの広告代理店で営業の仕事をしています。お客様の利益向上を目標に、消費者とどのようにコミュニケーションをとるかを考える毎日を過ごしています。仕事の中で日々感じるのは、「人と人のつながり」の大切さ。いい仕事をするためには、コミュニケーション能力が大切だと感じています。それは饒舌になるということではなく、真摯に向き合うこと。それを感じさせてくださった方々が、恵泉にはいました。

内山 紗智子(旧姓:計良) さんの続きを読む

牟 煒晗(ム イカン) さん 日本語日本文化学科

■卒業年:2008年3月
■勤務先:恵泉女学園大学

私は恵泉の大学院を修了して、大学の講師として留学生に対して日本語の教育をしています。それまで教わる立場でしたので、初めは緊張しましたが、学生時代私が何を先生に求めていたかをよく思い出し、今の学生に何が必要かを考えながら日々学生の対応をしています。 

恵泉の学生時代は本当に周りの先生方や友人たちに恵まれ、有意義な学生生活を送ることが出来ました。私はその恩返しの気持ちを忘れずに仕事をしています。また、留学生の先輩として、恵泉に相応しい学生としての心構えを後輩にいつも指導しています。自分が指導した学生の目に見える成長に喜びを感じています。

牟 煒晗(ム イカン) さんの続きを読む

金子 由佳 さん 国際社会文化学科

■卒業年:2003年3月卒業
■勤務先:国際連合大学 サステイナビリティと平和研究所(UNU-ISP)

2003年国際社会文化学科を卒業後、難民支援を行うクリスチャン系のNGOで4年、また日本国際協力センター(JICE)からの出向で、日本国際協力機構(JICA)で2年半働き、その後はロータリー世界平和フェロー奨学生の地位を得て、オーストラリア・クイーンズランド大学大学院政治学部において、国際関係学、特に「平和及び紛争解決」について学び、2011年7月に卒業後の現在は、国連大学のサステイナビリティと平和研究所に勤務しています。

金子 由佳 さんの続きを読む

JICAシエラレオネの地域開発プロジェクトでのインターン