2012年2月24日

呉ハナ(オ・ハナ) さん歴史文化学科

日本での生活もすでに4年が過ぎました。2010年に文化学科を卒業した後、私は筑波大学大学院人文社会科学研究科(国際公共政策専攻)に進学し、今年の1月に修士論文を書き上げたところです。
恵泉に編入学した当初は、「日本の文化について知りたい」というただ漠然とした思いを胸に日本にやってきた韓国人留学生の一人でした。しかし、その後、恵泉での学びを通じて、日本に限らず、世界が抱える諸問題、文化摩擦や文化的差異の問題、また文化多様性の重要性に目が開かれ、より広い世界観を持つようになりました。そして日本と韓国を、世界の視点から相対的に考えられるようになりました。それだけでなく、自然と親しむことで、私はこの大学で「人と自然を慈しみ、尊重する」という'生き方'を学んだと思います。

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