2012年1月

須藤 桂子 さん英語コミュニケーション学科

私と恵泉との出会いは遠い遥か昔、恵泉の中学に遡ります。私は只今、60歳を迎えようとしています。今年は初孫にも恵まれました。
《チトは天使でした!》で終わるお話「みどりのゆび」(モーリス・ドリュオン作・安東次男訳 岩波書店 1965年)を中学の感話で伺いました。心を揺り動かされた、あの時の体験は、今も体のどこかに残っています。それから、40年を経て恵泉女学園大学の門を社会人として叩きました。

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小林 由香里 さん国際社会学科

私は2009年3月に国際社会学科を卒業し、信託銀行に勤めています。現在入社3年目で、企業年金の運用に関わる仕事をしています。職場環境に恵まれ、仕事にプライベートに忙しい日々を送っています。

恵泉では4年間を通じていろいろなことを学び、体験して、成長したと思っています。恵泉での経験は、自分の人生に大きな影響を与えてくれました。

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加来 紗緒里 さん英米文化学科

学科は英米文化学科でしたし、学生時代に韓国に興味があったかというと全然そうではありませんでした。中高も恵泉出身で、植民地時代や戦争中の日本のことを意識した教育を受けてきたせいか、社会意識の高い同級生は韓国との交流を進める活動などもしていましたが、私は「申し訳ない」という気持ちが先に立ってしまい、個人的に近づくことをなんとなく躊躇していました。
ところが卒業後の進路を考える時期になって、就職情報会社から送られてくる資料の中に大宇という韓国の会社の募集が目につきました。父も「大きな会社だよ」と言うほどの企業ということを知って、面接を受けてみる決心をし、運よく採用にまで至りました。

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江夏 舞 さん英語コミュニケーション学科

私は卒業後地元に戻り、北海道教育大学院の教職大学院(高度教職実践専攻 高度教職実践専修)で即戦力のある教師になるために理論的・実践的な学びをしています。特に小学校における国語の授業を中心に、子どもが主体的に学ぶ授業の在り方や発問に関する研究を行っています。研究だけでなく、実習を何度も行っているので、理論と実践の往還ができています。また、今年度教員採用試験に通ったので、研究に専念できています。更に中学校で英語の非常勤講師として勤務もしています。

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岩井 友里恵 さん国際社会学科

今日も暗いうちに出勤し、フロントロビーに着くとようやく朝日が上がってきます。寒い季節に早朝出勤をするのは大変ですが、私は今とても新鮮な気持ちで職場の雰囲気を楽しんでいます。
実は私にとって今の職場は2つ目で、昨年の秋に転職活動をしました。在学中の就職活動でもホテルを何度か応募しましたが、残念ながら内定をいただくことはできませんでした。何がいけなかったのかを考えると、ホテルの仕事に対する認識不足もあり自分の意欲が思うように伝わらなかったからだと思います。
九か月間経験をした最初の職場では私は様々なことを学ぶことができました。お客様にご満足頂くというのはどういうことなのか、自分のやりたい接客はどのような接客なのか...

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