韓国 韓信大学へ留学している学生から現地レポートが届きました。 派遣留学生の声:韓国

2016年06月15日 

6月は日本から家族や友人が韓国へ遊びに来てくれたり、1学期の期末試験期間があったりと、忙しいながらとても有意義な毎日を過ごせました。ゼミの先生からの課題である、週に一度の新聞翻訳にも挑戦し初めました。まだまだ能力的には満足のいく程度には届いていませんが、TOPIK対策の参考書を手に入れたので7月に受験する予定です。

6月上旬、母と祖母が韓国へ遊びに来てくれました。大学の最寄り駅から電車に乗り、二駅横の水原まで行き、1997年に世界遺産登録された華城という場所に行きました。休日だったので、ツアーで来ている日本人観光客や中国人観光客、韓国人旅行者たちもいて賑わっていました。華城を観光した後は近くにある市場へ行き、今回の留学が始まってから初めて豚足を食べました。留学に来てから母とは毎日と言っていいほど連絡をしていますが、いざ実際に会ってみると話が絶えず、母と話すことでストレスを発散できたので、家族は一番の癒しだと実感することができました。

母と祖母が帰ってからは恵泉で同じ学科の友人二人が、会いに来てくれました。春休みにフィリピンの語学研修へ参加してきた二人から、英語能力も予想以上に伸び、TOEICの点数が上がったことなどを聞き、みんなそれぞれ充実した経験をしていると感じました。恵泉にいる他の友人と会えるのはまだ先になりますが、私自身も今より成長して、みんなに再開できることを楽しみにしたいです。

家族や友人たちとの再会を楽しんでいたのも束の間で、あっという間に期末試験期間に入り、韓流文化理解の授業ではグループで動画を作成しました。私たちは、韓国の曲を使用し、歌詞を変えて動画を撮りました。一緒のグループにいた台湾人の学生は、去年の秋から韓信大学に留学をしているので、韓国語も上手で会話なども支障なく、スムーズに動画撮影をすることができました。動画発表当日は、韓国で話題になったドラマなどのパロディー動画や、韓国童話の読み聞かせなど、他のグループの動画も鑑賞しました。私たちを含めて、クラスのみんなが一生懸命に取り組んでいることが伝わってきた発表会でした。

期末試験が終わると共に、去年の秋から留学をしていた交換留学生たちが帰国準備をし始めました。ルームメイトのウズベキスタン人のお姉さんも7月5日には帰国してしまうので、本当に寂しくなります。中には、きちんとお別れを言えないまま故郷へ帰ってしまった留学生の友人たちもいて、とても惜しい気持ちになりました。