イギリス New Castle大学に留学からの報告書 派遣留学生の声:イギリス

2015年07月27日 

2015.4より2016.3までの予定でイギリス New Castle大学に留学している学生からの現地での生活報告が届きました。

ニューカッスルにも、ようやく暖かさがやってきました。6月の中旬で、学部生やビジネススクールの学生たちは学校が終わったので、急に大学が静かになりました。寮の同じフロアの友達も、みんな自分たちの国に帰って行き、9月まで戻ってきません。さみしくなりますが、みんなが戻って来る9月までに、もっと英語で会話ができるように、私はニューカッスルで勉強を頑張ろうと思います。そして、寮には新しい人たちが続々と入居してきました。一人、年下の日本人の女の子も入ってきました。

さて、テストの結果ですが、Speakingが全然だめなので、次のタームはもっと英語で議論ができるように意識して勉強に励もうと思います。一番苦手だと思っていたAcademicのWritingでこのスコアを取れたのはびっくりしました。卒論のこともありますし、留学が終わるまでに、特にWritingはスコア 70を取るのが目標なのでこのまま頑張ります。

学校が二週間の休みに入ったので、それを利用して、小旅行に行ってきました。6/22〜24はリバプールに、25はマンチェスター、26〜28にはロンドンに行きました。

まず、リバプールはイギリス、イングランド北西部マージーサイド州の中心都市で、世界的に有名なロックバンドのビートルズの誕生の地としても知られています。マージー川の川沿いを散歩して、アルバート・ドックを見て回りました。イギリスで一番行きたかった街なので嬉しかったです。たくさんミュージアムがあって見応えがありました。奴隷貿易などの、残酷な過去もしっかりとミュージアムで展示してあって、少し衝撃を受けました。日本も見習うべき点があると思います。サッカースタジアムにも行けたので嬉しかったです。

マンチェスターは、イングランドの北の都市とも呼ばれる大きな街です。あまり見て回る時間がなくて残念でしたが、とても綺麗な街でした。リバプールでもマンチェスターでも一人旅だったので、ホテルでは、よくバックパッカーの人たちが泊まるようなベッドがいっぱい置いてある共同の部屋に泊まったのですが、色々な人たちと出会いました。マンチェスターでは、あるスイスから来た女性に会いました。その方は、建築家で52歳、3人の私と同じ世代の息子さんたちがいるそうです。

今はイギリスの色々な建築物を見て回っていると言っていました。日本人だと言うと、とても目を輝かせて日本について色々と聞いてきてくれました。日本文化がbestで、いつか日本に行くのが夢だと言っていました。また、現在でも畳はあるのか、と聞いてきたのが面白かったです。素敵な人でした。 ロンドンには、友達が留学に来ているので、その子に会いに行ってきました。ロンドンは色々と見て回りましたが、一番印象深いのは大英博物館です。1日じゃとても回りきれないくらい見応えがあり、面白かったです。日本のコーナーにも行ってみました。また、ロンドンに行った日は、ちょうどアメリカ合衆国で同性婚を認める最高裁の判決が出た次の日だったので、大々的なパレードが行われていました。みんなレインボーの服を着たり旗を持ったりしていました。ロンドンに留学中の友達とは、2年前のイギリス短期留学のときにケンブリッジで知り合った子だったので、思い出話にも花が咲きました。とても充実した小旅行になりました。