中国での留学生活も残り一週間 派遣留学生の声:中国

2015年01月16日 

参加者1

新年が明けて1月に入り、留学生活が残り一週間となりました。一年間があっという間に過ぎ、留学したての頃をつい最近のように感じます。

先月、HSK5級に挑戦してとても難しく、受かることはないだろう思っていましたが、今月出された合格発表で無事に合格することができました。一年間しか留学していないので、私にとって5級はとても大きな壁でした。4級とは比べ物にならないくらいの難易度の高いレベルについていけず、試験後は自分の中国語はまだまだだと改めて実感させられました。去年の2月から留学が始まり、今日まで日々中国語の学習に専念してきました。

必然的に中国語を話さなくてはならない環境で、時に中国語が嫌になるときもありました。それほど集中的に中国語を学ぶことができ、とてもいい環境であったことに今では心から感謝しています。私が今回、一年間の留学生活で5級に合格することができたのもこの恵まれた環境であったからだと思います。先生方にも今回の受験では大変お世話になりました。突然受験すると決めて試験まで一週間であったものの、先生方が授業を通じて強力なバックアップをしてくださいました。今回の5級合格はこれまでの留学生活の集大成と言っても過言ではないと思います。ここまで私を成長させてくださった先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。リスニング力も上がり、試験結果ではリスニングのスコアが一番高く、数字として結果にも出ました。リスニング力が上がったお陰で、前より交流の輪が広がり、お店の店員と仲良くなることが増えました。値段を安くしてくれたり、おまけをしてくれたりといったこともあるようになりました。留学生活が終わりに差し掛かってきて、後残りわずかといったところで、以前より現地の方々との交流が増えたことにとても残念に思います。

一週間後には日本に帰国してしまい、今まで通りの日本の生活に戻りますが交流を通して感じた嬉しさや楽しさを忘れず、中国での生活同様中国語に励んでいきたいと考えています。



参加者2

1. 学習面

中国語の授業は12月中旬に教科書を終え、以後はHSK対策問題を行ってきた。帰国後の取得を目指し、徹底的に文法から勉強した。中国語の成果は、試験によって認められると思うので帰国後は資格を取得したい。

会計学は日本語学科3、4年生の選択授業の一つだ。今まで習ってきたことは会計学の基礎知識や計算方法、帳簿の付け方、転記の仕方、決算の仕方である。帰国後は簿記検定の取得を目指し、今後も独学で学びたい。

英語の授業ではアメリカとイギリスの教育問題や労働問題について学んでいる。授業内は全て英語で行われ、テストが不安で仕方がない。ビジネス会話の授業では自己PRの書き方や面接、マナーなどについて学んだ。授業は先生が面白く、いつも笑顔のある授業だ。とても難しいが、これを覚えることで将来日系企業に勤める際には必ず使用するので、とても重要な授業であると感じる。

2. 学校・生活面

最近では、他の留学生と交流することが多く、自分の英語の拙さに直面したので、英語の勉強も中国語の勉強と同じくらい時間を費やしていきたいと思う。人口は中国人が大半を占めているが、やはり語学の共通語は英語だと確信した。私たちにとって英語は欠かせないと思った。

中国に来る前は少ししか話せなかったが、今では友人と日常会話ができ、中国語で喧嘩を出来るようになった。留学する以前は、自分が中国語をこんなにも話せるようになるとは思わなかった。中国語上達の決め手は、たくさんの中国人と交流することが重要だと思う。沢山遊び、中国の文化、語学を学び理解した上で、中国と日本の関係について考えていきたい。留学生活も残りわずかですが、悔いのないように日々を大切に過ごしたい。