パヤップ大学留学報告書 派遣留学生の声:タイ

2014年12月08日 

11月の授業では、衣服や筆記用具、乗り物、道案内、季節、天気、マーケットでの値切りの仕方、バスの切符の買い方、電話での会話の仕方など、日常会話で使う言葉を習いました。タイ人と会話するときに役立っています。特に苦労したのが、道案内です。道順を説明したり、聞き取ったりするのは、タイ語を使うと同時に道順を頭の中で整理しなければならないため、大変でした。週末の旅行に行く直前にこれを習い、「これは絶対使うだろう」と思ったので、必死に覚えました。また、タイ語Ⅱ、Ⅳ、Ⅵの生徒で出かける日があり、水牛に乗りました。他のクラスの生徒と知り合う機会になりました。授業最後の日には、日本についてタイ語でスピーチしました。さまざまな国・地域の話を聞くことができ、楽しかったです。

タイ人と関わる機会を増やすために、午後はなるべく日本語学科のオフィスに行き、そこで宿題や自習などをするようにしています。おかげで、Buddyさん以外の学生とも関わることが増えました。分からないところを日本語学科の学生たちに聞くと、みんな一生懸命説明してくれます。とてもありがたいです。それでも分からなかったときは、日本語学科の先生方に教えていただいています。逆に私は、タイ人から「これどういう意味?」「この文章で合っている?」と聞かれ、日本語を教えたり、文章の添削をしたりすることがあります。自分では当たり前に使っている日本語を説明するのは難しいです。

また、朝食や夕食のときはタイ人と食べるようにしています。タイ人同士の会話はまだまだ聞き取れませんが、リスニングになると思い、聞くようにしています。ときどき話を振ってくれることもあります。何を聞かれたのか分からないときもありますが、そのときは英語とタイ語で説明してもらっています。

週末に日本人留学生と2人で旅行に行きました。バンコクを拠点にし、アユタヤとパタヤーに行きました。今までは私よりはるかにタイ語が話せる人たちと旅行していたので、タイ語も旅行の計画を立てるのもその人たちに頼っていました。しかし、今回は自分で旅行の計画を立て、時間や道を把握し、タイ語でタクシーやソンテオのドライバーと交渉したり、バスや電車の切符を買ったりしました。いい経験になりました。授業で習ったばかりのタイ語を使うことも多かったです。
 タイに来て1カ月目は、時間が経つのが早いと思いましたが、そこからさらに1カ月経つのはより一層早く感じました。