韓国留学のハイライト 派遣留学生の声:韓国

2012年01月11日 投稿者: Hiromi M.(人間環境学科3年)、Harue Y.(文化学科4年)

Hiromi M.(人間環境学科3年)

とうとう留学生活最後の1カ月となってしまいました。1ヶ月後には今の生活が終わって日本に帰ってしまうのかと考えると物凄く寂しいです。韓国は日本と違い12月に授業が全部終わってしまうので、すでに学部の学生たちはみんないなくなり、学校内は人がいなくて寂しい雰囲気です。語学堂は1月中旬まで授業があるので、残り短い期間ですが留学生たちみんなでたくさんの思い出を作って帰ろうと思います。

12月は学部の授業の期末テスト、語学堂のクリスマス公演、語学堂の先生方の模擬授業発表のお手伝いなど、いろいろな行事があって休む暇の無い1カ月でした。前回の報告レポートでは、クリスマス公演で私のクラスは4ヶ国語でクリスマスソングを歌う予定だと書きましたが、結局はコントとダンスの発表という最初の話し合いとはまったく違う内容をやることになりました。コントとダンスをやると決まった頃は、舞台に上がり語学堂の先生・生徒全員の前でやるのは恥ずかしいだろうなという思いもありましたが、毎日遅くまで練習をして、前よりももっとクラスメイトたちと仲良くなれたと思うし、何より良い思い出になりました。たくさん練習したおかげもあり、当日は賞ももらえました。また他のクラスの出し物も多種多様なダンスや、演劇や歌などがとても楽しめました。クラスごとの出し物の他にも、私はクイズコーナーに出場したり、抽選会でプレゼントも当たり中身の濃いクリスマス公演となりました。

12月は学校の行事の他にもクラスメイトだったオーストラリア人のお宅に招待されて、多国籍の人たちが集まり、みんなで料理を作る機会があったり、寮でクリスマスパーティーをしたり年越しパーティーをしたり、日本から来た友達と会ったり、12月の途中から寮の食事が出なくなったので、残りの留学期間中の食料を大量に買い出しに行ったり、大忙しの1カ月となりました。そして年越しパーティーの後である年明けの1月1日は、初日の出を見に海へ行きました。夜明け前に出発して寒かったですが、海には初日の出を見に来ている人でいっぱいでした。朝方、人だかりにのまれながら海に向かう道中、1月1日に太陽が昇る瞬間を見るという習慣は、日本も韓国も変わらないのだと実感しました。

本当に残りわずかですが、日本に帰るまで充実した毎日を送れるように健康に気を付けながら過ごそうと思います。そして今月の29日にはTOPIC(韓国語能力試験)を受けるので、この留学生活の勉強の成果が出せるように頑張ります。

では、今年もよろしくお願いいたします。

Harue Y.(文化学科4年)

12月の近況報告を送らせていただいてから、23日にはクリスマス公演があり、あっという間にクリスマス、年末、お正月でした。

クリスマス公演は大成功だったと思っています!!私たちのクラスは劇&ダンスという演目を計画していたので、劇の台本作りを初めとして、このクリスマス公演に向けて、毎日のように授業が終わってから、そして休日にみんなで集まって劇で使う衣装や道具の準備、劇とダンスの練習をしました。この期間、わたしは学部の方の期末テストと重なっていたので、両方を行うのはとても大変でした。そしてリハーサルが当日の朝、1クラス10分のみという状況で、計画通りに行かないこともあってどうなるかと思いました。けれど、いざ始まってみたら劇&ダンスともにお客さんの笑いや歓声、大きな拍手をもらえて、やっているわたしもとても楽しくて、すごくいい時間を過ごすことができました。最初は「めんどくさい」「やりたくない」と言っていた人もいた中で、問題点などについて話し合ったり、みんなで協力して準備や練習を進めていったりしていくうちに、みんながどんどん一生懸命になっていって、最後は成功させたというこの経験は、忘れることができないものとしてわたしの中に残っています。そして、クラスのみんなで今まで以上に多くの時間を一緒に過ごして1つの舞台を作っていったこの時間は、いつも楽しくって、本当にいい思い出です。このクリスマス公演、他のクラスの発表も劇やダンス、映像発表などいろいろなものがありました。そのどれもすばらしくておもしろかったし、またクラス発表の他にクイズ大会やビンゴ大会などもあって、本当にとてもとても楽しい時間を過ごすことができました。

そして公演のあとにはクラスのみんな、そして担任の先生とともにご飯を食べに行きました。はじめて찜닭という料理をいただいたのですが、とてもおいしかったです。そしてクリスマス当日にはみんなで集まってピザやチキン、ケーキやお菓子などを準備してパーティーをして、年末にはおそばにお菓子を持ち寄って紅白を見ながら、年越しをしました。
このときには私たち日本人の他に韓国の人や中国の人もいて、こんな風に3カ国の人が集まって、みんなで一緒にわいわいしながら過ごす時間っていいなぁ、こういう時間こそが人と人とを仲良くするなあと感じると同時に、わたしにとってこのようにクリスマスや年末を日本とは違う国で過ごすことは初めてだし、違う国の人と一緒に過ごすことも初めてという、このような時間は誰もが経験できるものではないし、今しか経験できないすごいことなのだなぁと思ったら、このようなとっても貴重な時間を過ごさせていただいている今はとっても大切な時間なのだなあと感じます。

2011年の後半を韓国で過ごして、このように1年の半分くらいを韓国で過ごしたというだけでもとても貴重な経験をさせていただいて、その間に韓国に来たからこそできた経験がいっぱいあって、その1つ1つがわたしにとってとっても大きなものとなっています。
そのような留学生活もあと20日くらいで終わり...そう思うと本当に寂しいけれど、このラスト20日間、今まで以上に1日1日をめいっぱい過ごそうと思っています。

そして勉強の方でも、今月の終わりにはもうTOPIKの試験があるということで、先月の終わりに本当の試験のように1日がかりで模擬試験を行いました。ほとんど全員の方がそのTOPIKの試験を受けるので、いまは本当に追い込みの時期です。そしてそれと同時に、授業もあと残り1週間で、再来週の頭にはもう期末試験が控えています。勉強の方もラストスパート、しっかり頑張りたいと思います。

写真は年越しをしたときのものです。本当に楽しかったです・・・!!