韓国通信 Vol 6 派遣留学生の声:韓国

2011年12月13日 投稿者: 協定派遣留学生

11月は中間テスト、MTと大きな行事が2つもあり、今まで以上に時間があっという間に過ぎていったように思います。

MTでは、みんなでゴルフやローラーブレードなどのスポーツを楽しんだり、クラスごとにお料理を作ったり、場所が海雲台という海のすぐそばだったので夜にみんなで海まで散歩をしに行ったりと、とても楽しい時間を過ごすことができました。私たちのクラスには料理を作るのが好きな方が多くて、短い時間の中であっという間に何種類もの中国料理ができ上がっていって、そのどれもがおいしくって、びっくりでした。日本では男の人はまだまだ料理や家事などをしないというイメージがありますが、中国ではそうではなく、男の人でも誰もが料理や家事ができるのだと聞きました。そしてまた、性別に関係なく、みんなとてもしっかりしていて、その場の状況に合わせてパッと必要なことを読みとって行動できる、みんながみんな自立していてすごいなぁと思いました。

また、MTは1泊2日の予定で行われたのですが、1日目の夜、2日目の朝に、中国からの方が温かいお湯を用意し始めるということがありました。中国では毎日夜と朝に温かいお湯を飲むということが習慣としてあるのだそうです。このようなことは教室の中で勉強しているだけでは分からないことで、泊まりがけで一緒に時間を過ごしたからこそ分かったことだと思います。教室の中でも話をしたり、意見を交わしたりして分かることがあるけれど、このように行事を通して一緒に時間を過ごす中でも、見えてくることがたくさんあるんだなぁと感じました。

そして、中間テストが終わってから、テキストが新しくなりました。今までは2巻を使っていたのですが、中間テストの後からは3巻になりました。3巻のテキストは2巻と比べるとだいぶ内容が難しいです。知らない文法、単語がたくさんあって、今まで以上に気合を入れていなければいけないなと感じています。午後に週2回行われているTOPIKという試験に向けて勉強をするクラスも少し変化がありました。来月1月にTOPIKの試験があるということで、どのレベルの合格を目指すかによって少しメンバーの変更がありました。

学部の方は、もう再来週から最後の期末テストがあって、それが終わると大学に残るのは語学堂に通っている学生だけになってしまいます。今までみんなと過ごしてきた時間が楽しかった分、それを想うととても寂しいです。始まってしまうと時間が過ぎるのは本当にあっという間だなぁと時間の流れの速さを感じます。でもそれだからこそ、「今」が大切なんだとも思います。最後の最後までみんなと楽しい時間を過ごしたいと思います。

今年もラスト1カ月。
やり残すことがないように、後悔することがないように時間をしっかりつかんで一生懸命過ごしていきたいと思います。そして今まで以上に楽しいこと、嬉しいことをたくさん見つけて2012年のわたしにしっかりとバトンパスしたいです。

Harue Y.(文化学科4年)

こんにちは。もう12月なので今年最後の報告レポートです。
釜山は最近、すごく寒かった少し前に比べるとちょっとだけ暖かい日もあったりと、気温の変化が激しいです。

前回の報告レポートに書いたとおり、11月は語学堂の中間試験や合宿などがあったため本当にあっという間に過ぎた1カ月という感じでした。中間試験はリスニングやライティングを行う筆記試験と、先生の質問に答えたり、友達との対話を先生の前で発表する会話試験の2種類を2日かけて行いました。普段授業でも先生やクラスメイトと韓国語で会話をしていますが、やはり試験という改まったかたちで行われた会話試験は、普段韓国語を使う時とはまた違った気持で、とても緊張感のあるものでした。

語学堂全員参加の合宿では、釜山の海の近くのコンドミニアムに泊まりました。昼は宿泊先の近くのレジャー施設でゴルフやローラーブレードをしたり、夜はクラスごとに料理を作って食べたり、毎日一緒に授業を受けているクラスメイト達と普段の授業では出来ないことをしたので、貴重な思い出になりました。

また今月中旬には語学堂のクラスごとに歌やダンスや演劇などの発表をするクリスマス公演があるので、最近はその話し合いをしています。まだはっきりとは決まっていませんが、今日の話し合いでは、みんなが知っている定番のクリスマスソングをクラスメイトそれぞれの母国語である日本語・中国語・英語そして勉強中の韓国語で歌って発表するのはどうかという案が出ました。最終的に自分のクラスや他のクラスがどんな出し物をするのか、まだ分かりませんが今から楽しみです。

Hiromi M.(人間環境学科3年)