新学期が始まりました(韓国長期留学) 派遣留学生の声:韓国

2011年10月03日 投稿者: Yuri H.(文化学科3年)

新学期になりました。9月は部屋替えがあり、今回は4人部屋を申請したので、日本人2人、韓国人2人という、楽しい部屋になりました。韓国人の学生は、一人は日本語はあまり話せないけれど日本にとても関心があるファッション学科の学生と、もう一人は、日本語学科の日本語がべらべらの友達が一緒で、とても賑やかで楽しく、韓国語の勉強にもなります。

語学堂の開始が遅れ調子が狂いましたが、大学の学部の授業は9月初めから始まったので、聴講したり履修を変更したりと、とてもばたばたした毎日を送りました。最近では、やっと授業もすべて決まり、頑張って受けています。やはり母国語で授業を受けていても大変なのに、外国語で授業を聞き、単位を取得することは大変なことだなと実感しつつ授業を受けています。私の場合は恵泉では文化学科なので、文化に関する授業が多いのですが 韓国から見る日本文化はやはり違う部分があり、韓国の文化を映画を見ながら話し合うとか、自分の国と韓国との文化の違いを討論しあったりしています。また、最近ではプサンに留学している学生が集まりボランティアをする団体にも入り、韓国語で交流をし、韓国語でプレゼンテーションをしたりしました。

週末には、軍隊に入隊中の友達に面会に行ったのですが、やはり全員男子で上半身裸で歩いているのは女子校育ちの私には刺激の強いものでした。ボールが唯一の暇つぶし道具らしく、新しいボールがほしいといっていて驚きました。
軍隊制度はとても厳しいと聞いていたので、訪問するときはすごくドキドキしながら入ったのですが、その友人はすでに1年半軍隊にいるので、意外にも面会もゆるくて、名前を書くなどの手続きが必要ありませんでした。しかし、これが入隊したてだと、面会も難しいそうです。話を聞いてみるとやはり毎日は辛そうで、休日も面会がないと、唯一の楽しみはお菓子を食べることなのだそうです。この話を聞いた時は、本当に日本の女性でよかったと思いました。

新羅大学の授業は12月で終わりと考えるととても恐ろしくてあせってしまいます。そこで、毎日目標を決め、できたらチェックしています。
10月は、釜山で行われるイベントがたくさんあります。経験も大事ですが、勉強も忘れずにしたいと思っています。